うつ症状における「ぼの」の再発しない治り方

私は恐らくですが、もう再発はしないのではないか、もしくはしてもすぐに収集がつくレベルで終わるのではないかという気がしています。というのは、私はうつの悪循環の中で、服薬というところではなく、それ以外の手段をより多く持つことでうつから抜け出せつつあるからです。

ストレス局面でのより多くの選択肢の考え方、自分の思考の捉え方の補正の仕方等、原則を沢山学んできたわけですね。これによって、論理的にうつに対抗する選択肢がかなり増えつつあります。

現在ストレッサーから離れているという事は否めないのですが、少なくとも服薬だけに頼っている訳ではないというのはかなり自信になっています。最悪、再発しても、このサイトの自分の書き込みに戻ってくれば手掛かりがつかめると思っています。

うつ病に至る悪循環とその認知による改善方法

出典:「日本うつ病学会治療ガイドライン Ⅱ.うつ病(DSM-5)/ 大うつ病性障害」

うつ病に至る大きな流れは上のダイアグラムのようになるそうです。ストレッサーが重なると脳機能に変化が生じ、睡眠不足等の生活リズムに影響が出ます。それと同時に、物事の見方が否定的になるので(陥りやすい思考)一人で抱え込んだり、普段ストレスに感じない事までストレスと感じてしまい、さらにストレッサーが増えていく、、、という悪循環です。

これの悪循環を断ち切るには様々な方法がありますが、主には(青)で書かれている部分を断ち切る(ⅹマーク)事で、鬱のサイクルを弱めることができます。ストレッサーに対しては根本的な問題解決。生活リズムに影響する脳機能の変化には服薬治療。気分的な脳機能の変化には、楽しい活動・選択肢を用意。否定的な見方には、より状況に即した捉え方。サポートが不充分である場合、主張訓練。といったように、様々なアプローチがあります。

このウェブサイトで取り上げるのは、楽しい活動・選択肢/レパートリーを増やすという「行動」に関することと、物事の見方をより状況に即したものとする、「思考」(正しいバランス感覚の認知)についてです。

うつ病を治すポイントとしては

1.生活のリズムを整える(睡眠、栄養、運動、休息)
2.楽しいい活動・選択肢を増やし気晴らしをする。
3.ストレスの理解と対策(状況に即した捉え方、問題解決、相談スキル)

この三つに大別されるそうですが、私は、1.2.については「行動」を用いて状況の改善を図り、3.については「思考」を分析し(考え方の癖)を見破ることで対策しています。