私の経験上うつ症状は改善します。服薬だけでなく、正しい知識と改善スキルの醸成がとても重要です。私は主にリワークプログラムや読書で正しい認識やストレス対処の方法を学びました。
うつ症状は再発率が高いことは確かですが、改善例がないわけではありません。私もその一人ですが、時間をかけてゆっくり直せば、継続的に改善する場合があります。
実際にリワークプログラムに参加すると、元の元気を取り戻して、社会へ戻っていく人がいます。もし仮に、現在の症状が酷いとしても、改善への希望を失わずに日々を過ごしましょう。
うつ症状の認知行動療法による根本的な解決記録
私の経験上うつ症状は改善します。服薬だけでなく、正しい知識と改善スキルの醸成がとても重要です。私は主にリワークプログラムや読書で正しい認識やストレス対処の方法を学びました。
うつ症状は再発率が高いことは確かですが、改善例がないわけではありません。私もその一人ですが、時間をかけてゆっくり直せば、継続的に改善する場合があります。
実際にリワークプログラムに参加すると、元の元気を取り戻して、社会へ戻っていく人がいます。もし仮に、現在の症状が酷いとしても、改善への希望を失わずに日々を過ごしましょう。
2010年にうつ病に倒れてから2016年11月に仕事をやめるまでの簡単な年表と、2016年~2017年8月までのリワークプログラムに出会った経緯を紹介しています。
概略はこちら
「ぼの」の病気の経緯
「ぼの」が認知行動療法の他に何をしていたのか興味がある方はご覧ください。核心を先に知りたい方は行動認知療法との出会いの項から読んでいただけますと、それでも充分流れは掴めると思います。
い
2010年
4月初めてうつ病と診断休職
2011年
セカンドオピニオン+転院
2012年
4月寛解復職
9月再び休職
12月復職
2013年
業務負荷と共に増える薬
2014年
業務負荷と共に増える薬
2015年
8月3度目の休職
11月復職
7年間全く治ると思えなかったうつ病が、8年目になってやっと治る見込みが見えてきています。これはうつ病に8年という期間を要したのではなく、回復に必要な療法に出会うのに8年という歳月を要したといっても過言ではないと思っています。
今、私「ぼの」がうつ病が回復していると感じている理由は下記です。
1.生活のリズムが安定してきている
2.気分の波からの立ち上がりが早くなっている
3.薬の量が減っている
過去8年間、増薬なしで体調が安定したことはこれまでありませんでした。薬の調整以外に、私がうつという「気分障害」に対して持ち得た有効な対抗手段がほぼ無かったからです。もちろん、睡眠・食事・運動のような間接的に効いてくる生活のリズムを改善しようとする努力はしていました。それから、ストレスの回避等、うつが生じるプロセスに対してアプローチすることは可能でした。
しかしながら、うつという「気分」に対して、又は、だるいというような「体調」に対してできる事は0だったのです。
それが、ここ半年程度の間に、私は「気分」と「体調」に対してできることがあるという事を学びました。これが現在のうつを克服するための主な対策になっています。私はこの「気分」、「体調」は無条件で降ってわいてくるものだと思っていましたし、(実際そうである時が多いのですが、、、)またそれに対抗するためには精神論しかないのかと思っていました。ところが、「気分」「体調」が生まれる理由には「思考」というものがあり、又、どんな状況でも「行動」の選択の自由が残されているという事を知り、現在、うつに対して対抗する武器を初めて持つに至りました。
薬以外に、うつに対して対抗手段を持ち得たということが私にとっては大きな一歩でした。そして、この対抗手段とは一つのスキルであるので、スキルを磨いていくことで、うつの影響力を弱める事ができるという確信に繋がっています。完全にうつの息の根を止められるのかはまだ判りませんが、明らかにうつと私のパワーバランスは私の方に優位に動いているように感じています。
その対抗スキルをどこで学んだかというと、それはリワークプログラムの集団認知行動療法のクラスでした。
集団認知行動療法とは?