椅子を蹴りつけ打撲

 9月になると回転し始めた脳ミソが止まらなくなり、SNSの投稿が増えました。それからSNSで知り合った、面識のない遠方の友達の友達に、お菓子を買って郵送したりと、落ち着いて考えるとおかしな行動をとるようになっていました。もちろん、その頃は自分で過活動だとは認識できませんでした。
 割と多く人が集まるイベントに参加するようになり、そこで知り合った人経由で、別の主催者のイベントにもよく顔を出すようになります。ネズミ算式にSNSの知り合いがどんどん増えていきました。この頃から、過活動が始まり、操転の兆候が見られると思います。
 ある日、私は何かしょうもない事で腹を立て、椅子を裸足で蹴りつけます。酷い打撲で腫れてしまい、5日くらい足を引きずることになりました。何とか歩いて予備校に通えたのは不幸中の幸いでした。
 体調が安定している訳ではないのに、活動量や行動だけが活発化していきます。一方、心の中の不安は取り除かれず、SNSでは投稿しつつも、常に不安を抱えている状況でした。
 一方で、活動的になっている事から更なる減薬を進め、リフレックスを半分にしてしまいます。