一級建築士攻略

先日、一級建築士学科試験を受験し、無事合格しました。 結果よりも私は試験の準備ができ、受験できたという事に大きな意味を感じています。というのは、私は双極性Ⅱ型のうつ症状を患っているからです。

うつ症状と戦いながらでも国家資格に立ち向かえた人間が一人いたということが、「うつ症状」と「一級建築士」のどちらか、もしくは両方に悩む方の希望になるのではないかと思い、ここに私の経験を書き残そうと思います。

ただし、双極性特有の混合状態であった可能性は否定できないため、一般的には「うつ状態」であるときに勉強するというのは危険であり、勧められないという事をご理解下さい。本来であれば勉強より気分の改善を優先する方が病状の改善につながると思います。

年表

2010 過去問を購入
2012 復帰 勉強開始 独学(教科書なし)
2013    勉強開始 独学(教科書なし)
2014 初受験 
古い 教科書を入手(日建学院・総合資格)
2015 復帰 再受験(手ごたえを感じる)
2016 残業多すぎで受験できず
2017 法改正に気づき日建学院から教材入手

過去問を購入してから何と7年の月日が流れていることに気づきます。

ここで私が一級建築士の勉強をする上で、有効であった方法、そうでなかった方法を書こうと思います。

最も有効である方法として予備校の教科書を手に入れるという方法があります。これはお金はかかりますが、間違いなく最短距離です。独学(予備校の教科書ナシで)はほぼ無謀なので止めた方が良いと思います。最悪でも予備校の教科書を手に入れたうえで独学をすべきだと私は思います。

私は約4年間は予備校の教科書ナシで勉強をしていましたが、能率でいうと1/100ぐらいの進み具合で進んでいたのではないかと思います。この経験は予備校の教科書の「ありがたみがわかる」「手に入れた時の反動で勉強が進む」という意味では後半戦ではポジティブに働いたものと考えられます。よって、教科書ナシの独学も決して全く無駄であったわけではないと思っています。

以下の記事は今後需要があれば書く予定です。

どうやってでもいいから教科書を手に入れろ!
予備校の教科書とは何か?
予備校の問題集のメリットとは?
どの様に勉強したか?
どの予備校がいいの?
模試は中弛み防止に使える?
教科書ナシで独学とは?