再び動けなくなる

試験が終わってから緊張感が緩んだのか全く朝起きれなくなりました。朝のランニングをサボってしまっているので、夜もうまく寝付けず、生活は6月前に逆戻りしてしまいました。

当然、疲労が溜まっていたはずなのですが、ここ3ヶ月でできたリズムが崩れてしまった事にショックを受け、何とか立て直そうと朝のランニングを無理にスケジュールに入れましたが、単発的にできても、その後数日寝込んでしまうといったように、なかなかリズムは戻りません。

5月はリワークプログラムの運動でなんとか体調が保たれていましたが、それを朝のランニングに置き換えてしまい、かつ、それもできなくなってしまったので、運動が0になってしまいました。

これにより私の生活リズムは再びズタズタになってしまい、再び何もできなうつ状態へと戻っていってしまうのです。

通学をしていたため、認知行動療法のクラスにはブランクがあり、スキルを忘れてしまっていたのも一因です。

よくよく考えてみれば、試験前のリズムというのはそれまでのリワークプログラムでの運動と認知行動療法の積み上げと、緊張感があってギリギリの状態で維持されていたという事に最近気づきます。

一級建築士攻略

先日、一級建築士学科試験を受験し、無事合格しました。 結果よりも私は試験の準備ができ、受験できたという事に大きな意味を感じています。というのは、私は双極性Ⅱ型のうつ症状を患っているからです。

うつ症状と戦いながらでも国家資格に立ち向かえた人間が一人いたということが、「うつ症状」と「一級建築士」のどちらか、もしくは両方に悩む方の希望になるのではないかと思い、ここに私の経験を書き残そうと思います。

ただし、双極性特有の混合状態であった可能性は否定できないため、一般的には「うつ状態」であるときに勉強するというのは危険であり、勧められないという事をご理解下さい。本来であれば勉強より気分の改善を優先する方が病状の改善につながると思います。

年表

2010 過去問を購入
2012 復帰 勉強開始 独学(教科書なし)
2013    勉強開始 独学(教科書なし)
2014 初受験 
古い 教科書を入手(日建学院・総合資格)
2015 復帰 再受験(手ごたえを感じる)
2016 残業多すぎで受験できず
2017 法改正に気づき日建学院から教材入手

過去問を購入してから何と7年の月日が流れていることに気づきます。

ここで私が一級建築士の勉強をする上で、有効であった方法、そうでなかった方法を書こうと思います。

最も有効である方法として予備校の教科書を手に入れるという方法があります。これはお金はかかりますが、間違いなく最短距離です。独学(予備校の教科書ナシで)はほぼ無謀なので止めた方が良いと思います。最悪でも予備校の教科書を手に入れたうえで独学をすべきだと私は思います。

私は約4年間は予備校の教科書ナシで勉強をしていましたが、能率でいうと1/100ぐらいの進み具合で進んでいたのではないかと思います。この経験は予備校の教科書の「ありがたみがわかる」「手に入れた時の反動で勉強が進む」という意味では後半戦ではポジティブに働いたものと考えられます。よって、教科書ナシの独学も決して全く無駄であったわけではないと思っています。

以下の記事は今後需要があれば書く予定です。

どうやってでもいいから教科書を手に入れろ!
予備校の教科書とは何か?
予備校の問題集のメリットとは?
どの様に勉強したか?
どの予備校がいいの?
模試は中弛み防止に使える?
教科書ナシで独学とは?

「ぼの」は夜寝れない

このころ夜の寝つきが非常に悪かったのですが、朝走るようになってから、夜の寝つきはだいぶ改善されました。やはり朝に日を浴びて活動するというのは、夜に寝るためにとても重要であるということが分かります。最初は最低のコンディションで受けなければならなかった模試も、数回受けるうちに、段々と良いコンディションで受けれるようになりました。

ここで、寝るための重要な事ですが、寝るためには、寝る前の2時間程度が非常に重要になってくるようです。その間にPCや携帯をいじっていたりすると、脳が覚醒してしまい、寝れないということになります。薬を飲んだら、電子機器は触らずに、ストレッチ等のリラックスできるような行動をとるのが良いようです。ベッドに入る前に十分に寝る体制になって、ベッドに入ったらすぐ入眠できるのが理想のようです。

それから、夜食を食べないというのはとても重要です。夜食を食べると胃が働いているので十分な休息は取れないようです。試験前日はさすがにスッと眠れなかったので、夜食は我慢して、目をつぶってベッドでじっとして次の日を迎えました。きちんと寝ていたかどうかはわかりませんが、次の日ほとんど眠気はありませんでしたので、思ったよりうまく休めていたのだと思います。

こうして、試験前の3週間は何とかリズムが旨く維持されて過ごすことができましたが、かなり無理をして作っていたリズムでしたので、長くは続きませんでした。

朝走るのは難しい

今までは、リワークプログラムの運動に参加していたのですが、通学が始まって以来、運動が滞るようになりました。そこで、運動不足にならないよう、自分の生活のどこかにランニングを取り入れたいと思っていました。平日は通学、日曜は朝から模試でしたので、平日に模試の時間に合わせて朝起床して、ランニングをする日を週に2回入れようと思い、実行に移しました。

これによって、模試の日に眠くて体調のコンディションが特に悪いという事を防ぐとともに、運動不足を解消しようと思いました。実際、これは短期間で見るとうまく作用しました。朝からランニングをすることで、朝方に徐々に生活が整っていきましたし、引き続き運動も確保できました。それに加え、この朝ランニングというのは環境に依存しない運動法で、転職後も続けることが可能なのでとても都合がよかったのです。

副作用としてはそれ以外の日の朝がグダグダになるという事と、疲労の溜まり具合がかなり強いという事です。試験前の3週間はこれが出来ましたが、試験後はその反動で何もできなくなってしまいます。かなりハードルの高い事に挑戦しようとしていたことが分かります。

ちなみに現在は私は朝走ることは諦めています(笑 リワークプログラムに参加できる時はプログラムの運動が一番続け易いと感じています。転職後は、次にどういう運動にするかは臨機応変に考えようと思っています。