とうとう体調があまり芳しくない中、予備校に通学する日が来てしまいました。初日は力学の全範囲を一日で解き切るという鬼のようなメニューでした。絶望的な気持ちで、3,4時間通しで、問題に取り組みましたが、3/4程度しか終わらずに次の日に持ち越すことに決めました。
この日のその決断は正しい物でした。無理して夜遅くまで問題を解かなくて良かったと思っています。次の日に問題を見ると、思ったほど難しくないということが分かり、又、初日に比べると体調も少し改善していたため、より澄んだ心で問題に当たることが出来ました。これは非常に重要な教訓を含んでいます。難しい問題に直面した時に、ごり押しせず、きちんと休息をとって体制を立て直してから事に当たるということです。
私は前職では徹夜をしたりしていましたが、これは長い目で見ると非常に効率が悪く、危険な行為であったと思います。きちんと休養をとって安定した労働をするというのがとても重要な事ですね。
そうして、私の通学が始まったわけですが、始まった日は本当に辛くて、これを一ヵ月続けるという事はとても無理に思えました。しかし、最終的に私はこれをやり通すことになります。人間には適応力があるようです。どんなに辛い局面でも人間は慣れていきます。一ヵ月本当に辛かったのですが、段々とペースに順応していき、辛くとも毎週、同じように問題をこなせるようになりました。
これも私の中で、一つの自信になりました。私は辛い仕事であっても、繰り返しトライすることで慣れる事ができるという事です。もちろん、それが人間の活動限界を逸脱していないということは重要ですが、、、