このころも体調が悪かったのですが、その中でもある程度勉強をしていました。体調が良くても悪くても、勉強はしたくないという事には違いがないので、本当に起きることが出来ない時や、ふさぎ込んでしまうような常態でなければ勉強をするようにしていました。
大きなウツの波には対応できませんでしたが、体調低め安定程度のウツでしたら勉強できる選択を取ることが出来るようになってきていたのだと思います。一週間をきれいに回すという事はこの時期には全く出来ていませんでした。大きなウツの波が来ると数日ガッサリ持っていかれてしまうといった具合で、6月末から始まる通学をうまく回すためにどうしたらいいだろうという事を心配していました。
体調が低め安定で勉強がなんとなくできているというのは、当時の自分としてはガッツリ一日勉強出来てクリアという目標設定をしていたので、非常に不本意であり、自己評価としては非常に低い毎日でした。しかし、後から考えてみると、この時期の低い体調でもきちんと勉強を押し進めていたというのは非常にその後の展開を優位に進められる要因になっていることが分かります。
この時の、余り気が向かない常態で、多少無理でも、ペースが遅くても、勉強するというスタンスがウツの中でも前進を妨げられず邁進できるいう強さと自信を与えてくれていたと思います。