私が見つけたリワークプログラムには運動の様なものがありました。その頃、私は集団認知行動療法なるものが何なのか全く知らなかったので、全く目を惹かず、私にとって魅力的だったのは、運動ができる事と、人と話すことが出来る環境でした。よって私が集団認知行動療法のクラスを受ける事になったのは全くの偶然です。
以前、認知療法の本を読んだことがありましたが、余り私の記憶に残っておらず、読んだのが認知療法の本だということも忘れていました。たまたまリワークプログラム担当カウンセラーの先生のお勧めの療法だということでクラスを受ける事になり、週数回リワークプログラムに参加することになりました。
これはレンタルオフィスにて試験勉強をしながら、リワークにも通うという何やら無理のごり押しみたいなことを始めてしまったと思いましたが、全く逆でした。むしろ、この時期に私が必要としていたのは、試験勉強よりも、リワークプログラムの、運動と集団認知行動療法のクラスでした。
リワークプログラムに通うようになって初めてからというもの、だいぶ人と話すようになり、私の会話チャンネル不足問題は解消したのでした。