できない日

外出ができるようになってきても、もちろん何もできない空白の日はありました。昼頃に起きて、だるくて何もできず、携帯をいじりながらゴロゴロし、インターネットでネガティブな検索を繰り返し、いたずらに自己否定を繰り返していました。

夜まで結局頭を抱えて、勉強も全くせずに、今日は何もしていないと嘆き、だるさとうつの辛さに打ちひしがれ、何もしなかった自分を呪い、夜も悶々と考え続ける日が何日もありました。

そんな時に唯一の救いはウォーキング/ランニングでした。少しでも外に出て運動すると、少しその間は心配事が楽になりました。また、少なくとも運動をしたという実績が残るので何もしていない時よりも気は楽になりました。

そこでおぼろげながら気づいたのは、外に出て運動ができる日は少し体調を持ち直すという事です。

当時はなぜなのか仕組みが良くわかっていませんでしたが、実は、回復への重要な鍵がここに隠されていました。

しかし、外に出る気にならない日はどうすることもできず、ただ気分に身を任せ、悶々とするしかない日が続きました。

このころはかなりアップダウンが激しく、週単位で調子が揺れることもありました。

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