たまに外に出てはカフェで参考書を開き、又、外に出れない日は家で少し勉強するといった具合に、少し勉強が進むようになりました。
もちろん、体調が悪くて何もできない日と半々程度の割合だと思いますが、勉強が進む日というのもあり、次第に、勉強するということが辛いチョイスとして常態的に日常生活の中で存在感を発揮し始めていました。
勉強が進んで気付いたことがありました。うつ病とはあまり関係のない事ですが、建築法規の法改正というのがここ数年間の間にあり、建築士の資格勉強の過去問が現状の法規に対応していないということに気づいたのです。
これは非常にまずい事で、過去問が対応していないということになると、どうやって資格勉強をしていいかの指針を失ってしまうということになります。
そこで、私は予備校に問い合わせ、なんとか教材を手に入れられないかと打診し、最終的には、有料の教材を購入し、かつ、試験直前には予備校に通うというコースを申し込むというかなりその頃の体調ではほぼ不可能と思われる選択をしてしまいました。
これによって、私は6月末までに、何回かの模試で教材のみの独学で良い点を取り、かつ予備校に通える程度まで体調を回復させなければならないという、ハードルを自らに課すことになってしまいました。
当然、その頃、全くそれができるという見込みはなかったのですが、間違った過去問を説くよりかはましな選択であるように感じたのです。ここから自分の、生活に鞭が入ります。
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