社会とのつながりの喪失

身支度をして外に出ると、ビジネスライクにキビキビとした身のこなしをしている人を見て、ハッとします。

自分からは失われてしまった社会人としての振舞いをそこに発見してしまい、自分はもはや社会人としてビジネスのシーンに戻ることは不可能なのではないかと思うようになりました。

ただ外に出る事でさえおっくうになってしまい身支度もきちんとできずに外に出てしまった自分を思うと、なんて自分は何もできていないのだろうと思いました。

そして、人の目が気になります。自分が変な事をしていないだろうか、変な恰好をしていないか自信が無くなっているため、人の目が気になり、外にいるだけで疲れます。

そして、体力もそんなにないので、駅前まで歩いてどこに行ったらいいのかわからずにブラブラしているうちに消耗してしまい、アパートに帰ってしまうといった具合です。

チャンネルを増やそうと外に出たわけですが、現実は簡単ではなく、行く場所がわからず、気力と体力を使い果たしてアパートに戻ってしまうということで、自分は社会とのつながりを失ったと思うようになりました。

本来であれば、2ヶ月寝てばっかりいたのが、外に出れるようになった、とポジティブに考えるべきなのでしょう。しかし、病気になっていると、なかなかそういう客観的な見方はできません。

朝起きれない